ADon Detのハンモック生活
ラオス南部、メコン川の中州の島、Don Det(Detは島の意味)。
近くにコーンの滝があるのと
この下流に川イルカが生息していることを除けば
特に何もない島。
日中はバンガローのハンモックに揺られながら本を読んだり、
目の前を流れるメコン川をただボッーと見ていたり。
それに飽きると島の散歩。ラオス語はほとんど話せないが
島の人々と笑顔で交わす挨拶は楽しいものだ。
夕方にはバンガローに戻り陽が沈むにつれて
徐々に変化していく西の空を眺める。
島には電気は通ってないがバンガローの食堂には
車のバッテリーを電源とする小さな蛍光灯が二つある。
でもかなり暗い。
ここでゆっくりと夕食とビール(1本)と
時折オーナーが振舞ってくれるラオラオ
(米の蒸留酒、泡盛みたいでアルコール度数は50度位か)
を楽しんだり他の旅行者と話をしたりする。
21時頃には食堂の明かりも消すので
バンガローに引上げアルコールランプのような灯油ランプを灯す。
しかし、それは何か出来るほどの明るさはなく
ちょっと身の回りを整理して(?)ランプの火を消す。
これがDon Detの1日である。