ラオス自転車ツアー

(ムアンシン−シェンコック間往復140キロ-その1)

(2003年2月5日通信)

そもそもこの自転車小旅行をしようと思ったきっかけは
ある日本人旅行者からこの計 画を聞いたことだった。

彼は不運にもラオス旅行中に交通事故にあい
指の治療のため 帰国するところだったのだけれど、
その計画に私も興味を持ち
やってみることにした のだ。

ラオス北部は
山岳民族が多く暮らしていることで知られており
中国国境に近い ムアンシン周辺の山岳民族の村には
近年多くの旅行者が訪れている。

そして当然のこ とながら
旅行者が頻繁に訪れる村は
「旅行者慣れしていて」
村人は土産物を売るため に旅行者に群がり、
子供達は「マネー」とか
「ボールペン」とか言ってくる。

中には 「ガンジャ、ガンジャ(マリファナ)」とか
「オピウム、オピウム(アヘン)」と
いってくる村もあるけれど、、、。

ちなみに、この辺は良質のドラッグが
安く手に入 るとのことでも有名で
それを目的に訪れる旅行者も
少なからずいるのだ。

まあ需要の ある所に
供給は生まれるものなのだ。

それはさておき、
私がこの自転車旅行をしよう としたのは
町から離れた山岳民族の村を訪ね
彼らの本来の生活にふれたかったからな のだ。

<中国製レンタル自転車>

<中国製レンタル自転車>

ラオスの道路事情は当然のことながら良くない。

勿論ムアンシン−シェンコック間も 未舗装だ。
このルートはラオスの他の未舗装道路と比較し
路面状態は良いとはいえ、
私の借りた1日8000kip(約100円)の中国製自転車
(ブレーキがワイヤーでは なく金属バーで、昔の新聞配達屋のような代物、もっとチャチ)で
往復140キロの 行程を走破できるかどうか
はっきり言って不安だった。

なにしろ他の旅行者から
乗っ ている途中でペダルがもげたとか(こんなのアリ?)
パンクしたとか(これは別に自 転車のせいではなかろうが)
聞かされていたので、、、。

案の定ムアンシンから出発 してわずか2キロ位で
いきなり「プシュー」という音とともに
後ろタイヤがしぼんでしまった。

早くもパンクかと思ったが
実際は空気を入れる部分のネジが緩んだだけ で、
付近の村で空気入れを借りてめでたく復活!

この写真はそんな中10キロ程走っ たアカ族の村で撮ってもらったもの。

<道路で会ったアカ族少年少女>


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